No.51 ペット火葬を依頼するには?

大切なペットが亡くなってしまった場合には亡骸をしっかりと扱う必要があります。じつは行政に処分を依頼することもできるのですが、この場合では一般のゴミとして扱われ、亡骸にしろ遺骨にしろ廃棄物として処分されてしまいます。ゴミといわれるとショックでずか、制度上ある程度仕方がない部分もあるのです。

庭に埋めるといった方法もありますが、東京ではなかなかそうしたスペースを確保するのも難しいものです。それだけにペット霊園や葬儀を扱っている業者に依頼するのがペットとの最後のお別れをするうえで理想的な選択肢となるでしょう。世田谷でもこうしたペットの葬儀・埋葬を扱っている業者があります。

こうした業者ではペットの火葬も扱っており、飼い主が立ち会ったうえでの葬儀から他のペットと合同で火葬・埋葬する葬儀までさまざまなプランが用意されています。その内容や料金などを考慮したうえでどれが自分にとって適しているのかを判断することになります。

まず注意したいのは遺骨がすべて埋葬されるかどうか。個別埋葬の場合は基本的には遺骨のすべてが納骨もしくは埋葬されます。それに対して合同墓の場合は一部が埋葬され、残りは処分される形になります。遺骨が廃棄されてしまうのはどうしても嫌な場合には個別のお墓が理想的ですが、その分お金がかかるうえ、個別の納骨堂やお墓を作った場合には維持費も必要になります。5年、10年と維持できるかどうか、総合的に評価する必要があるでしょう。また納骨・埋葬せずに火葬した後の遺骨を返却してもらって手元に置くことができるプランを用意している業者もあります。

都心ではもうひとつ、移動火葬車によるサービスもよく行われています。自宅まで火葬車にきてもらって飼い主が立ち会ったうえで火葬してもらうことができるのです。家族全員でお別れをしたい、という場合にはおすすめですが、火葬時間が短い、業者によってはさっさと済ませてすぐに引き上げてしまうといったケースも見られるので注意が必要です。世田谷区でペット火葬を依頼する場合にはいろいろな選択肢を見つけられるだけにこうした点を踏まえた上で比較検討していきましょう。

関連記事一覧