No.80 古い建物の悩みを断熱リフォームで解決

最近は、古い一軒家やマンションを購入してリノベーションするのが人気ですが、築年数の古い家の悩みとして出てくるのが、夏暑くて、冬が寒いなどの悩みです。
これは、断熱剤が入っているかどうかの差ででてくる悩みですが、リフォームするときに、断熱剤も使用する、断熱リフォームをしっかり行う事で、古い建物の悩みを解決する事ができます。

リフォームの中でも断熱リフォームは、壁や床をはがす必要のある大掛かりなリフォームにも感じますが、壁や床をはがさずにできるリフォームもあるので、色々とリフォーム会社に問い合わせて検討する事が大切です。

床や壁をはがさずに行う場合は、壁の場合は、クロスを剥がしてその上に断熱ボードを貼り付け、クロスを張って仕上げます。床は、床下にもぐりこんで、外側から貼り付けるという方法を取る事もできます。
この場合、住んでいる家をリフォームするときにも家具の移動などを最小限に抑える事ができるというメリットがあります。

デメリットは、断熱パネルなどを壁に直接貼り付けるため、その分の厚みが壁にでてしまい、多少部屋が狭くなるという点です。
これは、本当に少しの差なので気にならないという人がほとんどなのでデメリットというほどのものでもありませんが、その事は十分に理解して施工する事は求められます。

断熱リフォームのいいところは、廊下やお風呂やトイレなど、他の部屋との温度差が出やすい空間を断熱リフォームする事で、ヒートショックなどのリスクを回避する事にもつながります。
特に、お年寄りのいる家庭などでも喜ばれているリフォームです。
住み替えは難しくても、リフォームする事で、まだまだ快適にマイホームで暮らす事ができます。

おうちのメンテナンスと考えて、断熱リフォームを検討する人が年々増えてきています。人気のリフォームのひとつとなっています。

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