No.95 とくに難しい猫のペットシッターの選び方

ペットを飼っている方が怪我や病気で入院してしまった、あるいは出張などでまとまった期間家を留守にしなければならないといった場合にはペットシッターに依頼するのが一番確実な方法です。ただ日ごろペットシッターをよく利用する機会がある方ならともかく、はじめて利用する場合にはどこに依頼したらいいのか迷うものです。ペットシッターという職業は広く知られているものの、その実態はあまり知られていない面もあるだけに情報収集もなかなか難しいものがあります。

とくに猫のペットシッター選びは難しく、飼っている猫の性格なども考慮したうえで慎重に選んでいく必要があります。人間に忠実で馴れやすい面がある犬に比べて猫は他人に対して心を開かない、そもそも飼い主以外の人間を好まないといったケースも多く、きちんと世話ができるかどうかをあらかじめ確認しておくことが大事だからです。

大事なのは猫の都合を考え、猫の負担が少なく済む形でペットシッターを選んでいくことです。これは世話をする技術以前の問題で相性や好き嫌いの問題が関わってきます。非常に評判のよいペットシッターでも買っている猫との相性がよくないとうまくいきません。それだけに必ず事前に猫との「対面」を行い、相性を確認するようにしましょう。猫によっては飼い主以外の人間を怖がってしまうこともあり、そうした場合にどういった対応をしてくれるか、ペットシッターの資質が問われる部分も出てきます。

もっと基本的なところでは信頼できるかどうか。家の鍵を預けて留守の間に出入りして世話をしてもらう形になりますから、信頼できる相手というのが絶対条件です。とくに女性の場合はこの点を慎重に慎重を重ねて判断するようにしましょう。ここでもペットシッターと直接「対面」して人柄などを確認することが求められます。もちろん、業者の信用や実績なども重要なポイントとなるでしょう。

評判のよい、人気の高いペットシッターほど早い段階で予約が入って利用しづらい環境にあります。ギリギリまで決めずにいると選択肢が狭くなってしまう面も出てくるので早めに決めるよう心がけるのも大事です。

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