No.34 多様な子供の習い事と平均的な月謝
ピアノ教室やバレエ教室、習字や公文、子供の習い事は昔はこの程度だったと思います。
ちょっとお金持ちの家の子がバイオリンを習っていたり、住んでいる地域にあったからとテニススクールやスケート教室などに通う子もいましたね。
現代はそんな子供時代を過ごした人が親になっています。
自分の幼少期に習いたかった習い事を自分の子供にさせている親も多いと思います。
最近の習い事は多種多様で色んなものがあります。
昔と違うのは、子供に一芸覚えさせたいという親が多いということ。
何か他の子と違う技や特技を身に着けてほしいという思いから、それが習い事まで発展しているのでしょう。
ダンススクールやミュージックスクールといった芸能の分野はとても人気で、「アイドルになりたい!」という子供が今も昔も多いからなのでしょう。
昔の親は「うちの子には無理だ」と諦めてしまう親が多かったと思いますが、今の親は「うちの子にだって出来るかも!」とポジティブ思考です。
もしモノにならなくても、ダンスや歌といった分野は人気者になれるチャンスなので、内向的な子にこそ習わせようとする親も多いです。
今の日本は少子化なので一家庭の子供の数が少なく、一人の子に集中して教育費をかけることができるというのも背景にあると思います。
習い事にかけるお金は世帯によってまちまちですが、平均月謝は小学生で1万円~2万ほどという調査結果もでていて、一人につき2つの習い事をしているのが平均的と言えるかもしれません。
中学生になると学習面のフォローとして塾が必須になっていますが、そのせいで習い事にかかる費用は増大します。
一般家庭において子供の習い事にかかる月謝は楽なものではないと思いますが、将来子供に活躍して欲しいという親心の現われなのでしょう。
当の子供本人がプレッシャーを感じることなく楽しく習い事できることを願います。