No.92 東京で注文住宅を建てるポイント

東京で注文住宅を建てる場合、住まいの環境はもちろん、資金計画や間取りにも十分配慮したうえで計画を立てていく必要があります。地価の関係でお金がかかる、あるいは間取りにどうしても限界がでてきてしまうといった東京ならではの事情もあるため、家族全員が納得したうえで快適な暮らしを遅れる住まいづくりが求められるのです。

こうした点は二世帯住宅になるととくに重要なポイントとなってきます。土地条件の都合もあってどうしても縦のラインが重要になり、3階建ての住宅が多くなります。そうなるとゾーニングはもちろん、移動をどうするのか、二世帯それぞれに入り口を用意するのか、その際にはどのような形で配置するのかといった問題が出てきます。

二世帯住宅にはいくつかのタイプがあります。大きくひとつの住宅の中で世帯ごとの空間を完全に独立させるケースと一部を共用するケースに分けることができます。3階建ての二世帯住宅で完全に独立させる場合、先述した出入り口をどうするかの問題が出てきます。2階に直通する出入り口を用意するのが一般的でずか、土地の面積や建物のつくりによっても違いが出てきます。

共有する場合にはどこまでを共有するかが最大のポイントです。出入り口の玄関は共有するものの生活スペース、階ごとに分けるケースもあれば、完全に生活をともにするケースもあります。この辺りは家族同士のコミュニケーションはもちろん、ゾーニングの問題も関わってくるので非常に難しいポイントとなってきます。あまり分けすぎるといろいろな面を分担し合えるという二世帯住宅のメリットが失われてしまいますし、共有しすぎるとプライバシーの確保が難しくなったり、生活動線が混乱してしまうといった問題が起こりかねません。

東京で注文住宅を建てる場合にはこうしたポイントを土地条件や価格を踏まえたうえで検討していく必要があるため少々難しい部分も出てきます。購入できる予算ないでどれだけ希望を取り入れることができるか、建築会社選びも重要になってくるでしょう。

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