No.13 築32年の古い賃貸マンションをリノベーショ

去年立教大学の近くに築32年の賃貸マンション1棟が売りに出ていた。
比較的立地もよく、価格も手頃感があったので、投資用物件として購入した。
この物件の内覧に行った時に、まずはじめに思ったのか、内装の借り換えと設備の交換。
さらに小さな間取りの部屋がいくつもあるファミリー向けタイプの 分譲マンションのようだったので、
2つの部屋をひとつにし、広めのフローリングの部屋にすると良いのではないかと思った。

いつもお願いしているリフォーム会社にその事を相談すると、立教大学の近くでは意外と女性向けの賃貸物件が少ないので、女性向けに部屋をリノベーションすると、人気が出ると思いますよ!とのことだった。
あと、女性向けの賃貸物件にするんだったら、防犯などのセキュリティ面に気を使うのも、他の物件との差別化になって良いと思いますよ!とのことだった。

そこで、まずはライバルの分析ということで、「立教大学 賃貸 セキュリティー」で検索し、近隣の物件調査をしてみた。
すると、 予想通りにセキュリティ面がしっかりした部屋が少なく、男性が住むのには全く問題ないが、女性が住むには少し不安な点がある物件が多かった。

そこでまずは、オートロックやカードキーを取り扱う会社に相談をし、取り付けた場合のセキュリティチェックを確認した。

また、女性に人気のある、宅配ボックスの取り付けも検討してみた。
防犯カメラの精度も、平均的に取り付けられているものよりもグレードを上げてより画像が鮮明に確認できるタイプのものに変更することにした。
これでセキュリティ面に関しては、 よくなったと思う。
残りは、2つの部屋を1つにつなげデザイナーズマンションにする大規模修繕が大変そうだ。

女性デザイナー打ち合わせの上、いくつかの内装デザインを考え、知人のつてで実際に女子大生にどの部屋だったら住みたいかを調査してみた。
その中から、特に 人気のあったデザインでコストパフォーマンスの良いデザインでリノベーションすることにした。

アンケートに協力してくれた女子大生が、自分のブログの中でその話を拡散してくれたおかげで、お部屋の入居者もあっという間に前日決まる盛況ぶりだった。
その女子大生にはその後たっぷりとお礼をし、喜んでもらえた。

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